最小構成でインストールしたCentOSにRedmine/Redmicaを自動インストールするためのAnsibleプレイブックです。
コマンド数個をコピペ実行し、あとはしばらく放置プレイすればインストールが完了します。
本プレイブックは、Redmine4.0対応 UnofficialCooking版(闇鍋版)です。
カテゴリPJ継承の4.X(trunk)用開発ブランチから作成したブランチです。feature-category-trunk20190629
試行中なので自己責任でご利用ください。(自己責任は他も同じ)
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Redmine 4.1(trunk)
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CentOS 7
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mariadb-10
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Apache
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utf8-mb4対応
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full-text-search plugin ,mroonga 取込
Ansibleを使ってRedmineを自動インストールするためのプレイブックです。
以下のwebサイトで紹介されている手順におおむね準拠しています。
Redmine 3.2をCentOS 7.1にインストールする手順
機能紹介 https://www.slideshare.net/y503unavailable/ss-189711783
http://www.redmine.org/issues/4939#note-56
機能紹介 https://redmine.tokyo/issues/281
その他、取り込んだ機能はRedmine.TokyoのUnofficialCookingで説明しています。 https://redmine.tokyo/projects/unofficialcooking
詳細は下記参照ください。
farend_basic,redmine_flat,gitmike,PurpleMine2,minimalflat2,flatly_light,kodomo,farend_bleuclair,kodomo_midori
詳細は下記参照ください。
Redmineインストール直後のadmin初期パスワードは admin で固定されており、インストール直後に乗っ取られる可能性を否定できません。(特にインターネット上VPS等を利用する場合)
そのため、情報セキュリテイ対策として、admin初期パスワードを変更しました。初期パスワードは必要に応じ変更ください。
admin初期パスワード unofficial-cracking
Mariadb/Mroongaのバージョンが上がり、インストールに失敗する場合は、下記箇所を修正してみてください。 (MariaDBの最新が10.4の間は大丈夫だと思いますが)
roles/mariadb/templates/MariaDB.repo
baseurl = http://yum.mariadb.org/10.4/centos7-amd64
roles/mariadb/tasks/main.yml
yum: name='mariadb-10.4-mroonga' enablerepo=epel
インストール時にplantumlのバージョンエラーが発生した場合は、下記ファイルを修正してから、再度ansibleで実行してください。 /var/lib/redmine/plugins/plantuml/init.rb requires_redmine version: '2.6'..'4.1' <- 4.1を4.2に修正
AWS(EC2/Lightsail)上で利用する場合は、本Playbookの実行前に下記操作を行ってください。
下記実行(またはパスワード設定)
$ sudo su -
# yum install -y firewalld
passengerのビルド中、メモリ不足でインストール失敗する場合があるため、swap領域を追加する。 https://mseeeen.msen.jp/redmine-amazon-linux-ansible/
dd if=/dev/zero of=/swap bs=1M count=2048
chmod 600 /swap
mkswap /swap
swapon /swap
本Playbookでは、Redmine_Tags Pluginを初期導入しています。
Redmine_Tags Pluginは、Redmine_knowledgebase Pluginと同居できませんので、下記手順で対応してください。 alexbevi/redmine_knowledgebase#320
Redmine_knowledgebase Plugin以外の、'redmine_acts_as_taggable_on'を使用しているPluginも、同様に対応する必要があります。 http://www.redmine.org/issues/1448#note-124
rake redmine:plugins:migrate NAME=redmine_tags VERSION=0 FORCE_REDMINE_TAGS_TABLES_REMOVAL=yes
roles/redmine-plugins/tasks/main.yml から、Redmine_Tagsの行を削除する。
インストール直後の CentOS 7 に root でログインし以下の操作を行ってください。
yum -y update
yum install -y epel-release
yum install -y ansible git
git clone -b feature-fts-maria10-utf8mb4 https://github.com/y503unavailable/redmine-centos-ansible.git
初期設定を変更する場合は、この時点で行ってください。
下記コマンドを実行してください。Redmineの自動インストールが開始されます。
systemctl enable firewalld
systemctl start firewalld
systemctl stop iptables
systemctl disable iptables
cd redmine-centos-ansible
ansible-playbook -i hosts site.yml
10〜20分ほどでインストールが完了します。
webブラウザで http://サーバIPアドレス/redmine
にアクセスしてください。Redmineの画面が表示されるはずです。
初期パスワードは admin/ unofficial-cracking です。(標準から変更)
admin初期パスワードを変更する場合は、下記箇所を変更してから実行ください。
group_vars/redmine-servers
redmine_admin_passwd: unofficial-cracking
初期設定されるテーマを変更する場合は、下記箇所を変更してから実行ください。
インストールされるテーマの一覧は、Redmineインストール下の/public/themes/を参照ください。
group_vars/redmine-servers
redmine_default_theme: redmine_flat
下記箇所を変更してから実行ください。(2018/3現在)
group_vars/redmine-servers
redmine_git_url: https://github.com/redmine/redmine.git
redmine_git_branch: 4.0-stable
下記箇所を変更してから実行ください。(2019/11現在)
なお、Redmine4.1.XがRedmica 1.0-stable, 4.1.0リリース後のtrunk(4.2候補)がRedmica masterに 相当するものと思われます。(4.1.0の開発はほぼ完了しているため)
group_vars/redmine-servers
redmine_git_url: https://github.com/redmica/redmica.git
redmine_git_branch: stable-1.0
ダウンロードしたプレイブック内のファイル group_vars/redmine-servers
をエディタで開き、 db_passwd_redmine
と、db_passwd_root
を適切な内容に変更してください。これはmariadbのRedmine用ユーザー redmine に設定されるパスワードです。
CentOSの場合、下記手順でdockerの最新版をインストールし、起動してください、(Docker CE 17以降)
CentOSのパッケージから導入すると、旧バージョンがインストールされ、正常に動作しない場合があります。
curl -sSL https://get.docker.com/ | sh
systemctl enable docker
systemctl start docker
下記のコマンドでPlaybookを実行できるDockerコンテナのビルドができます。
$ git clone https://github.com/y503unavailable/redmine-centos-ansible.git
$ cd redmine-centos-ansible
$ docker build -t redmine-centos-ansible docker
下記のコマンドでビルドしたDockerコンテナでPlaybookを実行できます。
$ docker run --privileged --name redmine-centos-ansible -d -p 8080:80 redmine-centos-ansible /sbin/init
$ docker exec -ti redmine-centos-ansible /bin/bash
以下はDockerコンテナ内操作
# cd /tmp
# git clone https://github.com/y503unavailable/redmine-centos-ansible.git
# cd redmine-centos-ansible
# ansible-playbook -i hosts site.yml
Webブラウザで http://サーバIPアドレス:8080/redmine
にアクセスしてください。Redmineの画面が表示されるはずです。
起動後、kodomoテーマを選択し、 message_customizeプラグインで用語を変更してください。
https://github.com/akiko-pusu/redmine_theme_kodomo
MIT License
y503unavailable (Redmine.Tokyoスタッフ unofficial redmine cooking 担当)
連絡先 Twitter y503unavailable 、Discord、slack
Redmine.tokyo unofficial cooking
Docker対応は Tatsuya Saito [email protected] さんによります。
原作 ファーエンドテクノロジー株式会社 https://github.com/farend/redmine-centos-ansible