このプロジェクトは、Arduinoプラットフォーム上で開発可能なドローン制御システムの構築を目的としています。
- USB Type-C(USB2.0)で供給を行う
- バッテリーの充電が行われる
- バッテリー給電からUSBバスパワー給電に自動的に切り替わる
- システム全体の消費電流が750mAを超えるとリセッタブルヒューズの抵抗値が上がる
- ESP32-WROOM-32とバッテリー残量IC以外のセンサが起動する
- モーターが回転しないようソフト側で制限をかける
- 供給能力1000mA 3Cのリチウムイオン二次電池から供給を行う
- モーター含むシステム全体に電力を供給する
- すべての負荷はバッテリー残量ICを通過して電力が供給される
- 全モーターの消費電流が3A(仮)を超えたらソフト側で制限をかける
- バッテリー充電はMCP73831-2ATI/OTを用いて行う
- 最大充電電流はPROG-GND間抵抗5kΩで最大200mAに設定する
MCP73831-2ATI/OTの最大充電電流の設定(公式データシートより)
IREG=最大充電電流
PROG=最大充電電流設定用抵抗
IREG=1000[V]/PROG[kΩ]
原則最大充電電流[mA]≦バッテリー容量[mAh]
で設定する
負荷 | 消費電流 |
---|---|
ESP32-WROOM-32D | 500mA |
MCP73831-2ATI/OT | 200mA |
BQ27441-G1 | 0mA |
FT231XS | 8mA |
BMX055 | 8mA |
AE-VL53L0X | 19mA |
B0067 | 70mA |
モーター | 0mA |
合計 | 805mA |
負荷 | 消費電流 |
---|---|
ESP32-WROOM-32D | 500mA |
MCP73831-2ATI/OT | 0mA |
BQ27441-G1 | 0.097mA |
FT231XS | 8mA |
BMX055 | 8mA |
AE-VL53L0X | 19mA |
B0067 | 70mA |
モーター | 1130.4mA |
合計 | 1739.097mA |
- メイン基板 46×60mm
- 最外サイズ 95×95mm
メインのプログラムはDrone.ino
- 無線通信はWi-Fiを使って、送信機とドローン本体の一対一で行う
- 送信機とドローン本体は、両方ともAP+STAモードで相互に通信する
- 通信プロトコルはUDPを使用する
- Wi-Fi接続で使用するライブラリはWiFi.h
- UDP通信で使用するライブラリはWiFiUdp.h
- 各モーターの目標角度
- YAW軸の目標角速度
- ドローン本体の目標高度
- 緊急停止信号
- バッテリー残量
- 消費電力
- 残り飛行可能時間