2024.3.1
リリース日: 2024-08-30
- [FIX] JitPack で発生した Gradle Task の暗黙的な依存関係によるビルドエラーを修正する
generateMetadataFileForSora-android-sdkPublication
は暗黙的にsourcesJar
に依存していた- このため、タスクの実行順序によってはビルドエラーが発生する状況になっており、kotlin 1.9 に上げたタイミングで問題が発現した
- この問題に対処するために、
generateMetadataFileForSora-android-sdkPublication
がsourcesJar
に依存していることを明示的に宣言した - @zztkm
2024.3.0
リリース日: 2024-08-29
- [UPDATE] libwebrtc を 127.6533.1.1 に上げる
- [UPDATE] Android Gradle Plugin (AGP) を 8.5.0 にアップグレードする
- Android Studion の AGP Upgrade Assistant を利用してアップグレードされた内容
com.android.tools.build:gradle
を 8.5.0 に上げる- ビルドに利用される Gradle を 8.7 に上げる
- Android マニフェストからビルドファイルにパッケージを移動
- Android マニフェストに定義されていた package を削除
- ビルドファイルに namespace を追加
- buildTypes に定義されていた debug ブロックを削除
- AGP 8.5.0 対応で発生したビルドスクリプトのエラーを手動で修正した内容
- compileOptions を buildTypes から android ブロックに移動する
- Android 公式ドキュメントを参考にした修正
- https://developer.android.com/build/jdks?hl=ja#source-compat
- classifier を archiveClassifier に置き換える
- classifier は Gradle 8.0 で削除された
- https://docs.gradle.org/7.6/dsl/org.gradle.api.tasks.bundling.Jar.html#org.gradle.api.tasks.bundling.Jar:classifier
- compileSdkVersion と targetSdkVersion を 34 に上げる
- AGP 8.0 から buildConfig がデフォルト false になったので、true に設定する
- compileOptions を buildTypes から android ブロックに移動する
- GitHub Actions で利用する JDK のバージョンを 17 にする
- JitPack でのビルドで利用する JDK のバージョンを 17 にする
- @zztkm
- Android Studion の AGP Upgrade Assistant を利用してアップグレードされた内容
- [UPDATE] 依存ライブラリーのバージョンを上げる
- com.google.code.gson:gson を 2.11.0 に上げる
- com.squareup.okhttp3:okhttp を 4.12.0 に上げる
- org.jetbrains.kotlinx:kotlinx-coroutines-android を 1.8.1 に上げる
- androidx.test:core を 1.6.1 に上げる
- org.robolectric:robolectric を 4.13 に上げる
- @zztkm
- [UPDATE] Kotlin のバージョンを 1.9.25 に上げる
- [FIX] Offer メッセージの encodings 内 maxFramerate の値が整数でない値であった場合にエラーとなる問題を修正
- W3C では maxFramerate を Double で定義しているが、libwebrtc では Integer となっているため、SDK も Integer を使用していた
- W3C の定義に合わせて Double を受け入れるようにし、また SDK 内部では libwebrtc に合わせて Integer とする方針となった
- 方針に合わせ SDK に対して maxFramerate を Double を受け入れるように修正し、int にキャストして設定するように変更
- 参考
- @torikizi
- [FIX] Offer メッセージでサイマルキャスト有効を指定した場合にサイマルキャストが有効にならない問題を修正
- 接続時にクライアントが指定したサイマルキャスト有効/無効の設定により SimulcastVideoEncoder を利用していたが、Sora 側でサイマルキャスト有効の指定は変更できるためサイマルキャスト有効/無効の判断は Offer メッセージの
simulcast
の値を元に行う必要があった - @miosakuma
- 接続時にクライアントが指定したサイマルキャスト有効/無効の設定により SimulcastVideoEncoder を利用していたが、Sora 側でサイマルキャスト有効の指定は変更できるためサイマルキャスト有効/無効の判断は Offer メッセージの