WARNING THIS FILE IS ENCODED IN UTF-8, NOT SJIS!!!
注意 このファイルはSJISではなくUTF-8でエンコードされています!!!
English translation is available.
どうも初めまして。sn0w75です。
自分の好きなOSでミクミクしたくて、それを出来る為のライブラリやプログラムを作ってみました。 まだバグだらけですし、APIが確定しているわけでもないのでMMPをライブラリとして使うのはまだまだ早いかと思います。 ですが、これを起点として、Windows以外のOSでのMMDの開発が段々進めていったら~と思ってます。
最新のコードは以下のリンクで手に入れます: https://github.com/sn0w75/MikuMikuPenguin/
中身はこんな感じです:
- COPYING: このコードのライセンス
- doc: ドキュメンテーションを入れる為のフォルダですが、現時点では得に何も入ってません。
- include: LibMikuMikuPenguinのヘッダ(.h)ファイルがここに入ってます。
- INSTALL: このコードのインストール仕方(英語のみ)
- libmmp: LibMikuMikuPenguinのソース(.cpp)ファイルがここに入ってます。
- shaders: PMXViewerのシェーダーがここに入ってます。
- src: PMXViewerのソースコード(.cpp、.h)がここに入ってます。
- data: 必要なテクスチャ等が入ってます。
LibMikuMikuPenguinにはlibglfw, libglew,libglm,libBulletが必要です。
PMXViewerにはlibmmp、libSOILが必要です。VMDと一緒に音楽を再生したい場合は、SDL2、SDL2_mixerも必要です。(なくてもコンパイル出来ます)
- libglfw: 現在では2.7が必要です。3.0+は2.xと非対応です。
- libglm: 現在では0.9.4(0.9.2、 0.9.3でも大丈夫かもしれません)が必要です。0.9.5+は0.9.4と非対応です。
注意!!!!!
GLM 0.9.3(<=0.9.2もそうかもしれない)ではバグがあります: g-truc/glm#15
このバグを回避する為には、-fpermissiveを使う必要があります。例えば:
$ export CXXFLAGS="-fpermissive"
$ autoreconf -i
$ ./configure
# make install
みたいな感じです。
このソースコードはautotoolsを利用していますので、コンパイルやインストールは簡単です:
コンパイルするにはターミナルで:
$ autoreconf -i
$ ./configure
$ make
をすれば大丈夫です。 またシステムにインストールしたい場合は:
$ sudo make install
みたいな感じで大丈夫です。
注意!!! 現在WindowsでビルドするにはMinGWを使う必要があります。詳細についてはsn0w75氏を連絡。 (TODO: Windowsでの説示を書く)
今のところ、 あなたのコンピュータが、どのバージョンのOpenGLを使える かによって、コンパイルするべき git branch は異なります。
Linux での確認方法は、コマンドラインで、
glxinfo | grep OpenGL
を実行して、
OpenGL vendor string: Tungsten Graphics, Inc
OpenGL renderer string: Mesa DRI Intel(R) Ironlake Mobile x86/MMX/SSE2
OpenGL version string: 2.1 Mesa 8.0.5
OpenGL shading language version string: 1.20
OpenGL extensions:
とでてきたら、version strings に注目します。
例示はあなたのコンピュータの OpenGL は Version 2.1 だと示しています。
git を使ったことがないなら、http://progit-ja.github.io/ などで 学ぶのがいいでしょう。
git clone した直後には
git checkout -b legacy-210 origin/legacy-210
を実行し、ローカルにブランチを作ります。確認方法は
git branch -a
です。2回目以降は、git checkout を上記のサイトや書籍などで 学んでください。 遅かれ早かれ、ブランチの更新も勉強することになるでしょうから。
- OSXでは、頂点シェ-ダーでボーン行列の数が多すぎるとソフト側で頂点シェーディングを行ってしまう場合があります。こういう場合、shaders/model.vertでBones(行列の配列)の行列の数を減らすことで回避出来ますが、少なすぎるとボーン変形でモデルが破損する場合があります。ご注意ください。
- legacy-210ブランチを使えばOpenGL 2.1しか対応していない環境でもPMXViewerを使えるようになりますが、現代だとそんなような環境はバーチャル環境ぐらいです。OpenGL 2.1やバーチャル環境でのパフォーマンスについては何も保証出来ませんのでご了承ください。
他に質問がありました、気軽にメッセージ飛ばしてください。喜んで手伝います:
- Twitter @sn0w75
- E-mail [email protected]