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はじめにと著者紹介を更新
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mhidaka committed Nov 4, 2023
1 parent 382c9bd commit 3e4fbc6
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Showing 2 changed files with 37 additions and 35 deletions.
16 changes: 10 additions & 6 deletions articles/contributors.re
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= 著者紹介

==== ひつじ / @mhidaka
技術書に興味ある?ブログ書いたことある?どこ界隈?書ける?てか執筆やってる?
改定でしょ~。ベースがあるから全然一瞬でできるわ。って思っていた時期が僕にもありました。
蓋を開けてみるとほとんど書き換えです。章構成もめちゃくちゃ変わりました。第3版まで6年あると全然ちがうんですね。

現代的なワークフローにそぐわない部分を割愛し、最新のRe:VIEW事情をもりもりと取り込みました。
スクリーンショットも全部差し替えました。ツールも更新しました。検証も全部やり直しました。
6年の間に編み出したワザマエを惜しみなく書きました。
この徳を来世に引き継いで、お金持ちに転生したいです。

==== わかめ / @vvakame
appengine/goやってる?僕はやってます。goにGenerics欲しい病が治りません。お前が…欲しい!
ってC89版のときに書いたんですが、C92になっても考えてることが変わってなくて笑いました。
6年ぶりの改定です。第3版の改定を1ミリも手伝ってないのに羊に著者コメントを求められたので目を白黒させています。
2版の著者コメントを見たらGoにgenericsを求める旨が書いてありました。
聞こえるか第2版の僕よ。第3版の僕はGoにgenericsがある世界を生きていますよ。

==== 表紙イラスト / shati
文房具っていいよね、とおもいながら描いてました。

==== 表紙デザイン / siosio
プリキュアに詳しくなりました
56 changes: 27 additions & 29 deletions articles/preface.re
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= はじめに

技術書をかこう!〜はじめてのRe:VIEW〜を手に取っていただき、ありがとうございます。
本書は色々な種類・性質の技術書がもっと世の中に溢れてほしい、という気持ちから生まれました。
本書を支えるRe:VIEWというツールの解説に始まり、印刷を発注し紙の本として体裁を整えるところまでフォローします。
つまり、この本は技術書をこの世に誕生させるためのスキルがひととおり身につくガイドブックです。
技術書をかこう!〜はじめてのRe:VIEW〜は、いろいろな種類・性質の技術書がもっと世の中に溢れてほしいという気持ちから生まれました。
書籍制作を支えるRe:VIEWの使い方の解説だけでなく執筆アイデアを形にし、紙の本として印刷して世の中に送りだすワークフローをフォローします。

タイトルにもあるRe:VIEWは書籍制作のためのツールセットです
すこしの文法をおぼえるだけで技術書がつくれる優れものです
つまり、本書は技術書をこの世に誕生させるスキルがひととおり身につくガイドブックです
そして今回は6年ぶりに、全編にわたって大幅アップデートした第3版をお届けします

読者の方々が技術者であれば、当然技術書を読んだことがあるはずです。
デザパタ本、コードコンプリート、サイ本、ハッカーと画家、などなど…。
そういった本を、人の役に立つ本を、自分でも生み出してみたい!との思いは自然と湧き上がります。
タイトルにもあるRe:VIEWは書籍制作のためのツールセットです。
すこしの記法と書籍づくりのポイントを覚えればあなただけの技術書がつくれる優れものです。

いきなり10年売れるロングセラーを生み出すのはちょっと難しいかもしれません。
しかしながらちょっとニッチそうな「Go言語+GoogleAppEngineでの設計最適解」や「IoTのための最安パーツ案内」のような一点もののノウハウを本としてリリースするのは断然、アリです!
読者がエンジニアであれば当然、技術書を読んだ経験があるはずです。
デザパタ本、コードコンプリート、サイ本、ハッカーと画家などなど…。
だれかのキャリアに影響するような、人の役に立つ本を自分でも生み出してみたい!との思いは自然と湧き上がります。

ブログでいいじゃないか、という声もあるかと思いますが、筆者の考えは違います
ブログは書きたいことを書き、分かる人だけ分かればよい、というメディアだと考えます。
一方、本とはひとつのテーマについて、頭からお尻までわかりやすく理解できるよう設計しパッケージ化したものです
いきなり誰もが知っているベストセラーを生み出すのは難しいかもしれません
しかしながらニッチな「スマホのUI解説書」であったり知的好奇心を満たすためだけの「キーボードのキースイッチ押し心地選手権」のような
ノウハウを本としてリリースするのは断然、アリです!好きが溢れた一点もの書籍には抗えない魅力があります

また、関わる人も2人以上とし、レビューや推敲を繰り返すことで読みやすさや正確さ(嘘のなさ)を積み重ねていきます
この考え方に従うのであれば、本とは「作り方」を指すのであり、紙という物理的な形式を取る必要もないのです
ブログでいいじゃないかという声もありますが筆者の考えは違います
ブログは書きたいことを書き、分かる人だけ分かればよいというメディアだと考えます

この本を手にしてくださった読者の皆さんにとってはあたりまえかもしれませんが、
本を作る行為は出版社だけが可能な奥義ではありません。
一方、本とはひとつのテーマについて頭からお尻までわかりやすく理解できるよう設計しパッケージ化したものです。
多くの場合、制作に関わる人も2人以上でレビューや推敲を繰り返し、読みやすさや正確さ(嘘のなさ)を積み重ねていきます。
この考え方に従うのであれば、本とは「作り方」を指すのであり、紙という物理的な形式を取る必要もありません。

教科書にのっている、誰もが知っている明治の文豪でさえ、はじまりは同人誌でした。
明治維新のあとに活版印刷を真似るとかどんだけ実行力あるんだよ、ってはなしです。
それだけ自分たちが信じるよいものを広げたかったのだろうな、とも思います。
本をつくる行為は出版社だけの奥義ではありません。
教科書に載っている誰もが知っている明治の文豪でさえ、はじまりは同人誌でした。
明治維新のあとに活版印刷を真似るとかどんだけ実行力あるんだよってはなしです。
認められたいという気持ちや成り上がってやろうという打算もあったはずですが、
それに増して自分が信じるよいものを広げたいという好奇心が勝った結果ではないかと夢想せざるをえません。

幸い、現代にはRe:VIEWがあります。商業誌でも利用されており、書籍としてのクオリティは折り紙つきです
幸い、現代にはRe:VIEWがあります。商業誌でも利用しているツールでクオリティは折り紙つきです
筆者もRe:VIEWをつかって同人誌を書くだけでなく商業誌も書いています。
本をつくる上での数々の障害を取り除いてくれる、とっても使いやすいツールです。エンジニアが好きなGitが、diffが、Lintが、CIが、全部使えます
本をつくる上での数々の障害を取り除いてくれる使いやすいツールです。エンジニアが好きなGitが、エディタが、Lintが、CIが全部使えます

本書には技術書をつくるためのツール、文法、執筆、運用について知見を、経験を、失敗を力の限り詰め込みました。
さぁ、あなたの好きな技術を広めるために本をつくってみませんか。

TechBoosterは本を作る楽しみを知っています
わたちたちはすでに本を作る楽しみを知っています
その世界に、ぜひ皆さんにも踏み込んできて欲しいと思います。

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(発行代表 @mhidaka)
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=== TechBoosterとは

TechBoosterはAndroidをはじめとしたモバイルのための技術サークル@<fn>{techbooster-url}です。
Expand All @@ -53,18 +53,16 @@ TechBoosterはAndroidをはじめとしたモバイルのための技術サー

=== 技術書典とは

技術書典@<fn>{tbf-url}はTechBoosterと達人出版会@<fn>{tatsuzin-url}が主催する技術書オンリーイベント@<fn>{twitter}です。
技術書典@<fn>{tbf-url}はテックベース合同会社が主催する技術書オンリーイベント@<fn>{sns_x}です。
国内最大級の技術者参加人数を誇るイベントなので本を届けるのに最適です!ユーザ登録するとメールでおしらせが届きますのでぜひ登録してください。

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