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Proxy

別のオブジェクトの代替またはプレースホルダーを提供できる構造設計パターン

  1. 遅延初期化(仮想プロキシ)。たまにしか必要ない場合でも、常に稼働しているためにシステムリソースを浪費する重いサービスオブジェクトがある場合

  2. アクセス制御(保護プロキシ)。特定のクライアントのみがサービスオブジェクトを使用できるようにする場合

  3. リモートサービス(リモートプロキシ)のローカル実行。サービスオブジェクトがリモートサーバーにある場合

  4. ロギングリクエスト(ロギングプロキシ)。サービスオブジェクトへのリクエストの履歴を保持する場合

  5. リクエスト結果のキャッシュ(プロキシのキャッシュ)。特に結果が非常に大きい場合に、クライアント要求の結果をキャッシュし、このキャッシュのライフサイクルを管理する必要がある場合

  6. スマートリファレンス。重いオブジェクトを使用するクライアントがなくなったら、それを却下できるようにする必要がある場合

メリット

  • クライアントが知らないうちにサービスオブジェクトを制御できます。
  • クライアントが気にしない場合は、サービスオブジェクトのライフサイクルを管理できます。
  • プロキシは、サービスオブジェクトの準備ができていないか、利用できない場合でも機能します。
  • オープン/クローズド原則。サービスやクライアントを変更せずに、新しいプロキシを導入できます。

デメリット

  • 多くの新しいクラスを導入する必要があるため、コードはより複雑になる可能性があります。
  • サービスからの応答が遅れる場合があります。

他パターンとの関係性

  • Adapter...ラップされたオブジェクトに異なるインターフェイスを提供
  • Proxy...同じインターフェイスを提供
  • Decorator...拡張されたインターフェイス
  • Facade...複雑なエンティティをバッファリングし、それ自体で初期化するという点で似てる

例題

  • NginxなどのWebサーバー
  • アプリケーションサーバーへの制御されたアクセスを提供
  • レート制限
  • リクエストのキャッシュ