データ準備:5種類のテキストそれぞれの特徴をまとめたり、そのうち1種類について詳しく見るには #834
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データ準備一般についてはFAQ項目「KH Coderを使って分析するためには、どのようにデータを準備すればよいですか?」をご覧下さい。 今回の場合、もし私なら以下のように進めると思います。 5種類それぞれの特徴をまとめるにはExcel上で以下のように、すべての評価内容(テキスト)をタテ1列に整理します。
この例では1列目に評価を、2列目に「①ペンケース」「②玉コロ」などの種類を入力しています。もし性別・年齢のような回答者の属性であったり、「見た目について」「価格について」のような質問の種類など、他にも分析に使えそうな情報があれば3列目・4列目に入力しても良いかもしれません。 ともあれ、こうした形のデータであれば、種類ごとの特徴語を見ることができます。特徴語の表、対応分析、共起ネットワーク(語―外部変数・見出し)などを利用できます。漱石「こころ」チュートリアルでは「上」「中」「下」の特徴を見ていますが、「上」「中」「下」のところが「①ペンケース」「②玉コロ」などに置き換わるとお考えください。 1つの種類について詳しく見るには以上の手順で、5種類の特徴が分かったとします。その結果、特定の1種類(たとえば②玉コロ)について、より詳しく見たくなる場合もあるだろうと思います。 その場合には、その1種類(②玉コロ)に対する評価だけを入力したファイルを作成して、そのファイルを分析すれば良いでしょう。頻出語リストや共起ネットワーク(語―語)を見れば良いかと思います。上の表のような形でデータを作成すれば、Excel上で②玉コロに対する評価だけを選択して、新しいファイルに貼り付けるのも簡単です。 余談上の表の例において、仮に「使いやすい」「楽しい」が同じ人による回答だとすれば、これらは別々のセルを分けずに、1つのセルの中に改行で区切って入力するのも一案でしょう。そうすれば「使いやすい」「楽しい」を同じ人の回答と見なすようになります。そして、同じ人の回答の中によく共起する語を探せるようになります。一方で、この形をとる場合、「見た目について」「価格について」のような質問の種類を使った分析は難しくなります。 |
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早速ご丁寧にありがとうございます。参考にさせて頂きます。 |
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お世話になります。 ご指摘頂いたようにエクセルで分類したものを、 テキストデータを作成する際は |
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いえ,そのような必要はありません。 現在のチュートリアルではExcelファイルを読み込んでいます。一度チュートリアルを実際に操作してみられるのがお勧めです。 |
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お世話になっております。
添付のExcelで、①ペンケース・②玉コロ・③ダンベル・④バット・⑤パズルと5つのワードがあり、それぞれのワードに対する評価がありまして
(評価は、例えば一番左の列の
①ペンケースならテーブルに置ける、しっくりくる…
②玉コロならネーミングと見た目が可愛い、つるつる手触りが良い、気持ち良い…
など)
Corderに読み込むテキストに上記エクセルをそのままコピペすると
全部のワードに対する評価がごっちゃになって出てきてしまうのですが
それぞれ
ペンケースの評価
玉コロの評価
ダンベルの評価
…
というように、ワード毎に評価を得た
共起ネットワークを作りたい場合、何か良い方法はありますでしょうか?
お使いのOS:Mac OS 10.12.6
KH Coderのバージョン:3
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