dcompiler.dd

Ddoc

$(D_S DMD コンパイラ - $(WINDOWS Windows)$(LINUX Linux)$(OSX Mac OS X)$(FREEBSD FreeBSD) 版,

	$(UL
	$(WINDOWS $(LI dmd $(LINK2 dmd-linux.html,   Linux) 版))
	$(WINDOWS $(LI dmd $(LINK2 dmd-osx.html,     OSX) 版))
	$(WINDOWS $(LI dmd $(LINK2 dmd-freebsd.html, FreeBSD) 版))
	$(LINUX   $(LI dmd $(LINK2 dmd-windows.html, Windows) 版))
	$(LINUX   $(LI dmd $(LINK2 dmd-osx.html,     OSX) 版))
	$(LINUX   $(LI dmd $(LINK2 dmd-freebsd.html, FreeBSD) 版))
	$(OSX     $(LI dmd $(LINK2 dmd-windows.html, Windows) 版))
	$(OSX     $(LI dmd $(LINK2 dmd-linux.html,   Linux) 版))
	$(OSX     $(LI dmd $(LINK2 dmd-freebsd.html, FreeBSD) 版))
	$(FREEBSD $(LI dmd $(LINK2 dmd-windows.html, Windows) 版))
	$(FREEBSD $(LI dmd $(LINK2 dmd-linux.html,   Linux) 版))
	$(FREEBSD $(LI dmd $(LINK2 dmd-osx.html,     OSX) 版))
	$(LI $(LINK2 #requirements, 必要なもの))
	$(LI $(LINK2 #files, ファイルリスト))
	$(LI $(LINK2 #installation, インストール))
	$(WINDOWS $(LI $(LINK2 #example, 例)))
	$(LI $(LINK2 #switches, コンパイラの引数とスイッチ))
	$(LI $(LINK2 #linking, リンク))
	$(LI $(LINK2 #environment, 環境変数))
	$(WINDOWS $(LI $(LINK2 #sc_ini, sc.ini 初期設定ファイル)))
	$(UNIX $(LI $(DMD_CONF) 初期設定ファイル))
	$(WINDOWS $(LI $(LINK2 #problems, 既知のインストール時の問題)))
	$(LI $(LINK2 #differences, Windows版とLinux版の違い))
	$(LI $(LINK2 #interface_files, D インターフェースファイル))
	$(LI $(LINK2 #library, ライブラリのビルド))
	$(LI $(LINK2 #compiling_dmd, dmd のコンパイル))
	$(LI $(LINK2 #compiling_phobos, Phobos のコンパイル))
	)

<h2>$(LNAME2 requirements, 必要なもの)</h2>

	$(OL
	$(LI $(LINK2 http://www.digitalmars.com/d/download.html, Dコンパイラのダウンロード))

    $(WINDOWS
	$(LI 32 bit Windows (Win32) OS (Windows XP など))

	$(LI Win32用
	 <a href="http://ftp.digitalmars.com/dmc.zip" title="download dmc.zip">
	 dmc.zip (C/C++ コンパイラ)</a> のダウンロード
		(2.025から必要ではなくなりましたが、いくつかの追加ツールはこちらに含まれています)
	)
    )
    $(LINUX
	$(LI 32 bit x86 / 64 bit x86-64 Linux)

	$(LI Gnu C compiler (gcc))
    )
    $(OSX
	$(LI 32 bit x86 Mac OSX)

	$(LI Gnu C compiler (gcc))
    )
    $(FREEBSD
	$(LI 32 bit x86 FreeBSD 7.1)

	$(LI Gnu C compiler (gcc))
    )
	)

<h2>$(LNAME2 files, ファイルリスト)</h2>

	$(DL

	$(DT $(D $(DMDDIR)$(SEP)src$(SEP)phobos$(SEP))
	$(DD D ランタイムライブラリのソース。)
	)

	$(DT $(D $(DMDDIR)$(SEP)src$(SEP)dmd$(SEP))
	$(DD D コンパイラフロントエンドのソース。GPL もしくは Artistic License のデュアルライセンスです。)
	)

	$(DT $(D $(DMDDIR)$(SEP)html$(SEP)d$(SEP))
	$(DD ドキュメント)
	)

	$(DT $(D $(DMDDIR)$(SEP)samples$(SEP)d$(SEP))
	$(DD サンプル)
	)
    $(WINDOWS
	$(DT $(D $(DMDDIR)\windows\bin\dmd.exe)
	$(DD Dコンパイラ実行ファイル)
	)

	$(DT $(D $(DMDDIR)\windows\bin\$(LINK2 http://www.digitalmars.com/ctg/shell.html, shell.exe))
	$(DD 簡単なコマンド型シェル)
	)

	$(DT $(D $(DMDDIR)\windows\bin\sc.ini)
	$(DD コンパイラの設定ファイル)
	)

	$(DT $(D $(DMDDIR)\windows\lib\$(LIB))
	$(DD Dランタイムライブラリ)
	)
    )
    $(LINUX
	$(DT $(D $(DMDDIR)/linux/bin/dmd)
	$(DD Dコンパイラ実行ファイル)
	)

	$(DT $(D $(DMDDIR)/linux/bin/$(DUMPOBJ))
	$(DD ELF ダンプツール)
	)

	$(DT $(D $(DMDDIR)/linux/bin/$(OBJ2ASM))
	$(DD ELF ディスアセンブラ)
	)

	$(DT $(D $(DMDDIR)/linux/bin/$(SHELL))
	$(DD 簡単なコマンド型シェル)
	)

	$(DT $(D $(DMDDIR)/linux/bin/$(DMD_CONF))
	$(DD コンパイラの設定ファイル (copy to $(D /etc/dmd.conf) にコピーして下さい))
	)

	$(DT $(D $(DMDDIR)/linux/lib/$(LIB))
	$(DD Dランタイムライブラリ (copy to $(D /usr/lib/$(LIB)) にコピーして下さい))
	)
    )
    $(FREEBSD
	$(DT $(D $(DMDDIR)/freebsd/bin/dmd)
	$(DD Dコンパイラ実行ファイル)
	)

	$(DT $(D $(DMDDIR)/freebsd/bin/$(DUMPOBJ))
	$(DD ELF ダンプツール)
	)

	$(DT $(D $(DMDDIR)/freebsd/bin/$(OBJ2ASM))
	$(DD ELF ディスアセンブラ)
	)

	$(DT $(D $(DMDDIR)/freebsd/bin/$(SHELL))
	$(DD 簡単なコマンド型シェル)
	)

	$(DT $(D $(DMDDIR)/freebsd/bin/$(DMD_CONF))
	$(DD コンパイラの設定ファイル ($(D /etc/dmd.conf) にコピーして下さい))
	)

	$(DT $(D $(DMDDIR)/freebsd/lib/$(LIB))
	$(DD Dランタイムライブラリ ($(D /usr/lib/$(LIB)) にコピーして下さい))
	)
    )
    $(OSX
	$(DT $(D $(DMDDIR)/osx/bin/dmd)
	$(DD Dコンパイラ実行ファイル)
	)

	$(DT $(D $(DMDDIR)/osx/bin/$(DUMPOBJ))
	$(DD Mach-O ダンプツール)
	)

	$(DT $(D $(DMDDIR)/osx/bin/$(OBJ2ASM))
	$(DD Mach-O ディスアセンブラ)
	)

	$(DT $(D $(DMDDIR)/osx/bin/$(SHELL))
	$(DD 簡単なコマンド型シェル)
	)

	$(DT $(D $(DMDDIR)/osx/bin/$(DMD_CONF))
	$(DD コンパイラの設定ファイル ($(D /etc/dmd.conf) にコピーして下さい))
	)

	$(DT $(D $(DMDDIR)/osx/lib/$(LIB))
	$(DD Dランタイムライブラリ ($(D /usr/lib/$(LIB)) にコピーして下さい))
	)
    )

	)

<h2>$(LNAME2 installation, インストール)</h2>

    $(WINDOWS
	$(P まず、コンソールウインドウを開きます。(Windows XP なら、
	[スタート][コマンドプロンプト] をクリックしてください)。
	配布されているツールは全てコマンドラインツールなので、
	コンソールから操作する必要があります。
	ルートディレクトリに移動し、
	ファイルをルートディレクトリにunzipで展開します。
	$(D dmd.zip) を展開すると、
	$(D $(DMDDIR)) ディレクトリが作られその中に全てのファイルが含まれています。
	$(D dmc.zip) を展開すると、
	$(D \dm) ディレクトリが作られその中に全てのファイルが含まれています。
	)

	$(P おおよそこんな感じになるでしょう：)

$(CONSOLE
C:\Documents and Settings\Your Name&gt;cd \
C:\&gt;unzip dmd.zip
C:\&gt;unzip dmc.zip
)
    )
    $(LINUX
	$(LI 書庫をホームディレクトリへunzipで展開します。
		$(D ~/dmd)
		ディレクトリが作られ、
		全てのファイルがその中に入っています。
		ツールは全てコンソールから利用するコマンドライン用ツールです。)

	$(LI $(D $(DMD_CONF)) を $(D /etc) へコピーします。

$(CONSOLE
cp $(DMDDIR)/linux/bin/$(DMD_CONF) /etc
)
	)

	$(LI 環境変数 $(B PATH) に $(D $(DMDDIR)/linux/bin) を追加するか、
		Linux版の実行ファイルを
		$(D /usr/local/bin) にコピーします。)

	$(LI ライブラリを $(D /usr/lib) へコピーします:

$(CONSOLE
cp $(DMDDIR)/linux/lib/$(LIB) /usr/lib
)
	)
    )
    $(FREEBSD
	$(LI 書庫をホームディレクトリへunzipで展開します。
		$(D ~/dmd)
		ディレクトリが作られ、
		全てのファイルがその中に入っています。
		ツールは全てコンソールから利用するコマンドライン用ツールです。)

	$(LI $(D $(DMD_CONF)) を $(D /etc) へコピーします。

$(CONSOLE
cp $(DMDDIR)/freebsd/bin/dmd.conf /etc
)
	)

	$(LI 環境変数 $(B PATH) に $(D $(DMDDIR)/freebsd/bin) を追加するか、
		FreeBSD版の実行ファイルを
		$(D /usr/local/bin) にコピーします。)

	$(LI ライブラリを $(D /usr/lib) へコピーします:

$(CONSOLE
cp $(DMDDIR)/freebsd/lib/$(LIB) /usr/lib
)
	)
    )
    $(OSX
	$(LI dmd の zip ファイルをホームディレクトリに置いて、
		unzipで展開します。

$(CONSOLE
unzip dmd.$(I VERSION).zip
)
	$(I VERSION) にはそのzipファイルのバージョン番号が入ります。
	)

	$(LI
		$(D ~/$(DMDDIR)) ディレクトリが作られ、
		全てのファイルがその中に入っています。
		ツールは全てコンソールから利用するコマンドライン用ツールです。)

	$(LI 動作を確かめるために、以下の内容で $(D hello.d)
	というファイルをホームディレクトリに作成して下さい:
---
import std.stdio;

void main() {
    writeln("hello world!");
}
---
	これを次のようにコンパイルして実行すると
$(CONSOLE
$(DMDDIR)/osx/bin/dmd hello
./hello
)
	以下が表示されれば成功です:
$(CONSOLE
hello world!
)
	)

	$(LI システム全体で使えるようにインストールするには:)

	$(LI 実行ファイルを $(D /usr/local/bin):

$(CONSOLE
sudo cp $(DMDDIR)/osx/bin/{dmd,$(DUMPOBJ),$(OBJ2ASM),$(SHELL)$(V2 ,rdmd)} /usr/local/bin
sudo cp $(DMDDIR)/osx/bin/dmdx.conf /usr/local/bin/$(DMD_CONF)
)
	)

	$(LI 最後に、ライブラリファイルを $(D /usr/lib) へコピーします:

$(CONSOLE
sudo cp $(DMDDIR)/osx/lib/$(LIB) /usr/lib
)
	)
    )

$(WINDOWS
<h2><h2>$(LNAME2 example, 例)</h2></h2>

	$(P $(D $(DMDDIR)$(SEP)samples$(SEP)d) ディレクトリで以下を実行して下さい：)

$(CONSOLE
$(DMDDIR)$(SEP)$(OS)$(SEP)bin$(SEP)$(SHELL) all.sh
)

	$(P 小さなサンプルが幾つか実行されます。)
)


<h2>$(LNAME2 switches, コンパイラの引数とスイッチ)</h2>

	$(DL
	  $(DT $(B dmd) $(I files)... -$(I switches)...
		$(DD )
	  )

	  $(DT $(I files)...
		$(DD
		$(TABLE2 ファイルの拡張子,
		$(TR
		$(TH 拡張子)
		$(TH ファイルの種類)
		)
		$(TR
		$(TD $(I なし))
		$(TD D言語のソース)
		)
		$(TR
		$(TD $(B .d))
		$(TD D言語のソース)
		)
		$(TR
		$(TD $(B .dd))
		$(TD $(LINK2 ddoc.html, Ddoc) のソース)
		)
		$(TR
		$(TD $(B .di))
		$(TD $(LINK2 #interface_files, D インターフェイスファイル))
		)
		$(TR
		$(TD $(B .$(OBJEXT)))
		$(TD リンクしたいオブジェクトファイル)
		)
		$(TR
		$(TD $(B .$(LIBEXT)))
		$(TD 検索対象にするオブジェクトコードライブラリ)
		)
$(WINDOWS
		$(TR
		$(TD $(B .exe))
		$(TD 出力する実行ファイルの名前)
		)
		$(TR
		$(TD $(B .def))
		$(TD $(LINK2 http://www.digitalmars.com/ctg/ctgDefFiles.html, 実行モジュール定義ファイル))
		)
		$(TR
		$(TD $(B .res))
		$(TD リソースファイル)
		)
)
		)
		)
	  )

	  $(SWITCH $(B @)$(I cmdfile),
		$(I cmdfile) が環境変数の名前であれば、
		その環境変数から、
		コンパイラへの引数とスイッチを読み込みます。
		それ以外の場合、
		テキストファイル $(I cmdfile) から引数とスイッチを読み込みます。
	  )

	  $(SWITCH $(B -c),
		コンパイルのみ。リンクはしません
	  )

	  $(SWITCH $(B -cov),
		$(LINK2 code_coverage.html, コードカバレッジ解析) を有効にする
	  )

	  $(SWITCH $(B -D),
		ソースから $(LINK2 ddoc.html, ドキュメント) を生成
	  )

	  $(SWITCH $(B -Dd)$(I docdir),
		ドキュメントファイルを $(I docdir) ディレクトリに出力。 $(B -op)
		を同時に指定することで、
		元の階層構造を保って出力することができます。
	  )

	  $(SWITCH $(B -Df)$(I filename),
		ドキュメントファイルを $(I filename) に出力
	  )

	  $(SWITCH $(B -d),
		非推奨(deprecated)な機能を有効化
	  )
	  $(SWITCH $(B -debug),
		$(LINK2 version.html#debug, デバッグ) 用にコンパイル
	  )
	  $(SWITCH $(B -debug=)$(I level),
		$(LINK2 version.html#debug, デバッグレベル) &lt;= $(I level) でコンパイル
	  )
	  $(SWITCH $(B -debug=)$(I ident),
		$(LINK2 version.html#debug, デバッグ識別子) $(I ident) を有効にしてコンパイル
	  )

	  $(SWITCH $(B -debuglib=)$(I libname),
		デバッグ情報つきのコンパイル時に、$(I libname)
		をデフォルトライブラリとして $(B $(LIB)) の代わりにリンク
	  )
	  $(SWITCH $(B -defaultlib=)$(I libname),
		デバッグ情報なしのコンパイル時に、$(I libname)
		をデフォルトライブラリとして $(B $(LIB)) の代わりにリンク
	  )
	  $(SWITCH $(B -deps=)$(I filename),
		モジュールの依存関係をテキストで $(I filename) に書き込み
	  )

    $(UNIX
	  $(SWITCH $(B -fPIC),
		位置非依存コード
		(共有ライブラリのビルドに使われる) を生成。
		$(OSX OSXではこのフラグは常に有効です。)
	  )
    )

	  $(SWITCH $(B -g),
    $(WINDOWS
		$(LINK2 http://ddbg.mainia.de/releases.html, Ddbg)
		等のデバッガ向けに Codeview 4 シンボル情報を
		$(LINK2 abi.html#codeview, D extensions)
		として
    )
    $(UNIX
		$(LINK2 abi.html#dwarf, D extensions)
		として
		Dwarf シンボル情報を追加 $(LINUX 例えば
		$(LINK2 http://www.zerobugs.org/, ZeroBUGS) が対応)
    )
	  )

	  $(SWITCH $(B -gc),
    $(WINDOWS
		$(D $(DMDDIR)\bin\windbg)
		等のデバッガ向けに Codeview 4
		シンボル情報を追加
    )
    $(UNIX
		$(D gdb) など向けに
		C 形式で
		Dwarf シンボル情報を追加
    )
	  )

	  $(SWITCH $(B -gs),
		常に標準的なスタックフレームを生成
	  )

	  $(SWITCH $(B -H),
		$(LINK2 #interface_files, Dインターフェイスファイル) の生成
	  )

	  $(SWITCH $(B -Hd)$(I dir),
		Dインターフェイスファイルの出力ディレクトリ $(I dir) の指定。 $(B -op)
		を同時に指定することで、
		元の階層構造を保って出力することができます。
	  )

	  $(SWITCH $(B -Hf)$(I filename),
		Dインターフェイスファイルのファイル名 $(I filename) の指定
	  )

	  $(SWITCH $(B --help),
		ヘルプメッセージを出力
	  )

	  $(SWITCH $(B -I)$(I path),
		$(LINK2 module.html#ImportDeclaration, import)
		されたモジュールを検索するパスの指定。
		$(I path) は ; で分かち書きしたパスのリストとします。
		複数回 $(B -I) を使うことも可能で、
		パスは指定された順番に検索されます。
	  )

	  $(SWITCH $(B -ignore),
		非対応のpragmaを無視
	  )

	  $(SWITCH $(B -inline),
		関数のインライン展開を有効にします。
		これによってパフォーマンスは向上しますが、
		デバッグが難しくなります。
	  )

	  $(SWITCH $(B -J)$(I path),
		$(LINK2 expression.html#ImportExpression, $(I ImportExpression))
		で指定したファイルを探すパス。このスイッチは
		$(I ImportExpression) を使う際に必須となります。
		$(I path) には ; で区切ったパスのリストを指定します。
		複数の $(B -J) スイッチを指定することも可能で、
		パスは指定された順番に検索されます。
	  )

	  $(SWITCH $(B -L)$(I linkerflag),
		$(I linkerflag) を
		$(WINDOWS $(LINK2 http://www.digitalmars.com/ctg/optlink.html, リンカ))
		$(UNIX リンカ) へ渡します。例えば
		$(WINDOWS $(D -L/ma/li))$(UNIX $(D -L-M))
	  )

	  $(SWITCH $(B -lib),
		オブジェクトファイルの代わりにライブラリファイルを出力します。
		コンパイルされたソースファイルおよび、
		引数で指定されたオブジェクトファイルやライブラリが、
		まとめて出力ライブラリに格納されます。
		粒度を上げるために、コンパイルされたソースモジュールはライブラリ内で
		別々のオブジェクトへと分割して格納されることがあります。
		ライブラリの名前は、最初に渡されたソースファイルの名前から取られます。
		これは、
		$(B -of) スイッチによる上書きが可能です。
	  )

    $(UNIX
	  $(SWITCH $(B -m32),
		32bit実行ファイルにコンパイルします。
		これが 32bit dmd ではデフォルトです。
	  )

	  $(SWITCH $(B -m64),
		32bit実行ファイルにコンパイルします。これが 64bit dmd ではデフォルトです。
	  )
    )

	  $(SWITCH $(B -man),
    $(WINDOWS
		このページをデフォルトのブラウザで開きます。
    )
    $(LINUX
		このページを $(B BROWSER)
		環境変数のブラウザで開きます。$(B BROWSER)
		が未定義なら $(B x-www-browser) を使います。
    )
    $(FREEBSD
		open browser specified by the $(B BROWSER)
		environment variable on this page. If $(B BROWSER) is
		undefined, $(B x-www-browser) is assumed.
    )
    $(OSX
		このページを $(B BROWSER)
		環境変数のブラウザで開きます。$(B BROWSER)
		が未定義なら $(B Safari) を使います。
    )
	  )

	  $(SWITCH $(B -map),
		.map ファイルを生成
	  )

$(V2
	  $(SWITCH $(B -noboundscheck),
		全ての配列境界チェックを（safe関数の中でさえも）無効にします。
	  )
)
    $(WINDOWS
	  $(SWITCH $(B -nofloat),
		浮動小数点演算コードが存在する場合であっても、オブジェクトファイルから
		 $(B __fltused)
		への参照を除去します。ライブラリコードに対して有用です。
	  )
    )

	  $(SWITCH $(B -O),
		生成コードを最適化。
		最高速の出力を得るには、$(B -O -release -inline) を使用してください。
	  )

	  $(SWITCH $(B -o-),
		オブジェクトファイルを生成させないようにします。
		$(B -D) や $(B -H) フラグと同時に使うと便利です。
	  )

	  $(SWITCH $(B -od)$(I objdir),
		$(DD オブジェクトファイルをカレントではなく $(I objdir)
		からの相対で出力)。 $(B -op)
		を同時に指定することで、
		元の階層構造を保って出力することができます。
	  )
	  $(SWITCH $(B -of)$(I filename),
		出力ファイル名を $(I filename)
		に設定。出力ファイルは、
		他のスイッチに応じてオブジェクトファイル、実行ファイル、
		あるはライブラリファイルのいずれかになります。
	  )
	  $(SWITCH $(B -op),
		オブジェクトファイルや.diファイル、ddocの出力の名前を決める際、通常は
		ソースファイル名のディレクトリ名部分を削りますが、$(B -op)
		はこれを残します。
	  )
	  $(SWITCH $(B -profile),
		生成したコードの実行パフォーマンスを測定する
		$(LINK2 http://www.digitalmars.com/ctg/trace.html, プロファイリング)
		用の情報を追加
	  )
$(V2
	  $(SWITCH $(B -property),
		プロパティ関数に対して @property の使用を強制
	  )
)
	  $(SWITCH $(B -quiet),
		重要でないコンパイラのメッセージを抑制
	  )
	  $(SWITCH $(B -release),
		$(V1 リース用にコンパイル
		つまり、契約やassertや配列境界チェックのコードを生成しなくなります。)
		$(V2 リリース用にコンパイル
		つまり、契約やassertのコードを生成しなくなります。
		システム関数と信頼済み関数については配列境界チェックを行わなくなります。)
	  )
	  $(SWITCH $(B -run) $(I srcfile args...),
		$(I srcfile) のコンパイル、リンクを行い、
		生成されたプログラムに残りのコマンドライン引数
		$(I args...) を渡して起動します。
		.$(OBJEXT) や実行ファイルを後に残すことはありません。
	  )
$(COMMENT
	  $(SWITCH $(B -safe),
		Statically checks the modules being compiled to ensure they
		conform to the $(LINK2 safed.html, safe memory model).
	  )
)
    $(UNIX
	  $(SWITCH $(B -shared),
		共有ライブラリを生成
	  )
    )
	  $(SWITCH $(B -unittest),
		$(LINK2 unittest.html, unittest) 用コードをコンパイルし、assertを有効にします。
		また $(D unittest) $(LINK2 version.html#PredefinedVersions, バージョン識別子) を有効にします。
	  )
	  $(SWITCH $(B -v),
		メッセージを冗長に出力
	  )
	  $(SWITCH $(B -version=)$(I level),
		$(LINK2 version.html#version, バージョン番号) が $(I level) 以上のコードを全てコンパイル
	  )
	  $(SWITCH $(B -version=)$(I ident),
		$(LINK2 version.html#version, バージョン識別子) $(I ident) を指定してコンパイル
	  )
$(V2
	  $(SWITCH $(B -vtls),
		スレッドローカル記憶域に割り当てられた変数名をコンパイル時に表示します。
		デフォルトsharedへの移行のための利便性のためのスイッチです。
	  )
)
	  $(SWITCH $(B -w),
		$(LINK2 warnings.html, 警告) を有効にします
	  )
	  $(SWITCH $(B -wi),
		$(LINK2 warnings.html, 情報表示だけの警告
		(コンパイルはそのまま続く)) を有効にします
	  )
	  $(SWITCH $(B -X),
		JSON ファイルを生成
	  )
	  $(SWITCH $(B -Xf)$(I filename),
		JSON ファイルの書き込み先ファイル $(I filename) を指定
	  )
	)

    $(WINDOWS
	$(P 空のスイッチ、つまり "" は無視されます。)
    )

<h2>$(LNAME2 linking, リンク)</h2>

	$(P リンク処理は $(B dmd) コンパイラによって、
	コンパイルが成功した後自動的に実行されます。これを止めるには、
	$(B -c) スイッチを使用します。
	)

    $(WINDOWS
	$(P プログラムは、Dのランタイムライブラリ $(B phobos.lib) と、
	それに続けて Cのランタイムライブラリ $(B snn.lib)
	とリンクしなければなりません。この動作は、ライブラリが環境変数
	LIB の指すパスに存在すれば自動的に実行されます。LIB
	を設定する方法は、例えば次のようになります:
	)

$(CONSOLE
set LIB=$(DMDDIR)\lib;\dm\lib
)

	$(P If the $(B dmd) コマンドをコンパイルと実行ファイルへのリンクの両方に使う場合、
	Windows
	の実行ファイルにのみ有効なある種の最適化が行われます。
	出力された .obj ファイルを DLL に使うことはできません。
	exe と DLL の両方で使える .obj ファイルにコンパイルするには、
	$(B -c) オプションでコンパイルします。
	)

	$(P リンクは
	$(LINK2 http://www.digitalmars.com/ctg/optlink.html, optlink) リンカで行われます。
	)
     )
     $(UNIX
	$(P リンクは $(B gcc) で行います。
	これによって $(B gcc) でコンパイルされたモジュールとの互換性が保証されます。
	)
     )

<h2>$(LNAME2 environment, 環境変数)</h2>

	$(P Dコンパイラ dmd は以下の環境変数を使用します：
	)

	$(DL

    $(WINDOWS
	<dt>$(B DFLAGS)
	<dd>$(B dmd.exe) は、コマンドラインの最後に $(B DFLAGS)
		の内容が追加されたかのように動作します。

	<dt>$(B LIB)
	<dd>リンカが、ライブラリファイルを探すために環境変数 $(B LIB) を用います。
	Dでは通常は、次のように指定されます：

$(CONSOLE
set LIB=$(DMDDIR)\lib;\dm\lib
)

	<dt>$(B LINKCMD)
	<dd> $(B dmd) は、通常はリンカとして $(B PATH) の通ったところにある
	$(B link.exe) を使おうとします。代わりに特定のリンカを使うためには、
	$(B LINKCMD) にて指定します。例えば：

$(CONSOLE
set LINKCMD=\dmd\windows\bin\link
)

	<dt>$(B PATH)
	<dd>リンカが $(B dmd.exe) と同じディレクトリに見つからなければ、
	環境変数 $(B PATH) を探します。
	$(B 注:) 名前だけ同じ
	$(B link.exe) のリンカでは大抵動作しません。
	Digital Mars の $(B link.exe) が他の
	$(B link.exe) より先に $(B PATH) の中に見つかるように注意してください。
	明示的にリンカを指定するのに、$(B LINKCMD)
	を使うことも可能です。
    )
    $(UNIX
	<dt>$(B CC)
	<dd> $(B dmd) は、通常はリンカとして $(B gcc)
	を環境変数 $(B PATH) から探します。特定のリンカを指定したい場合は、
	$(B CC) 環境変数を設定します。例：

$(CONSOLE
set CC=gcc
)
	$(DT $(B BROWSER)
	    $(DD $(B -man) スイッチでこのマニュアルページを開く時のブラウザの指定に使用されます。
	    デフォルトは $(D x-www-browser) です。
	    )
	)

	<dt>$(B DFLAGS)
	<dd>$(B dmd) は、コマンドラインの最後に $(B DFLAGS)
	の内容が追加されたかのように動作します。
    )
	)

$(WINDOWS
<h2>$(LNAME2 sc_ini, sc.ini Initialization File)</h2>

	$(P $(B dmd) は初期設定ファイル $(B sc.ini) を、
	以下のディレクトリから順番に探します：
	)

	$(OL
	$(LI カレントディレクトリ)
	$(LI $(B HOME) 環境変数で指定されたディレクトリ)
	$(LI $(B dmd.exe) のあるディレクトリ)
	)

	$(P sc.ini が見つかった場合、
	このファイルで設定された環境変数が既存の設定を上書きします。
	他のプログラムの環境変数による設定との衝突を避け、$(B dmd)
	の設定を独立させる簡単な方法となっています。
	)

<h3>初期設定ファイルのフォーマット</h3>

	$(P $(D ;) で始まる行はコメントとして無視されます。
	)

	$(P 環境変数は $(D [Environment]) セクションのヘッダの後ろに続けて、
	$(I NAME)=$(I value) という組の形で記述します。
	$(I NAME) は常に大文字扱いとなります。
	という組の形で記述します。コメントは行頭の ;
	から始める行です。例としては：
	)

$(SCINI
; sc.ini file for dmd
; Names enclosed by %% are searched for in the existing environment
; and inserted. The special name %@P% is replaced with the path
; to this file.
[Environment]
LIB="%@P%\..\lib";\dm\lib
$(V1 DFLAGS="-I%@P%\..\src\phobos")
$(V2 DFLAGS="-I%@P%\..\src\phobos" "-I%@P%\..\src\druntime\import")
LINKCMD="%@P%\..\..\dm\bin"
DDOCFILE=mysettings.ddoc
)

<h3>sc.ini の位置非依存性</h3>

	$(P $(B %@P%) は $(D sc.ini) のあるパスに置き換えられます。
	従って、$(D sc.ini) のフルパスが
	$(D c:$(DMDDIR)\bin\sc.ini) ならば、$(B %@P%) は
	$(D c:$(DMDDIR)\bin) になり、上記の $(D sc.ini) will be
	は以下のように解釈されます:
	)

$(SCINI
[Environment]
LIB="c:$(DMDDIR)\bin\..\lib";\dm\lib
$(V1 DFLAGS="-Ic:$(DMDDIR)\bin\..\src\phobos")
$(V2 DFLAGS="-Ic:$(DMDDIR)\bin\..\src\phobos" "-Ic:$(DMDDIR)\bin\..\src\druntime\import")
LINKCMD="c:$(DMDDIR)\bin\..\..\dm\bin"
DDOCFILE=mysettings.ddoc
)

	$(P これによって、
	$(D sc.ini) を毎回編集せずとも dmd の配置を変更することが可能です。
	)

)
$(UNIX
<h2>$(LNAME2 dmd_conf, dmd.conf 初期設定ファイル)</h2>

	$(P 設定ファイル $(D dmd.conf) はWindowsでの $(D sc.ini)
	と同じもので、違うのは名前だけです。
	WindowsとUnix系システムで同じ設定ファイルを
	変更なしで共有することが出来ます。)

	$(P $(B dmd) は初期設定ファイル $(D dmd.conf) を、
	以下のディレクトリから順番に探します:)

	$(OL
	$(LI カレントディレクトリ)
	$(LI $(B HOME) 環境変数で指定されたディレクトリ)
	$(LI $(B dmd) のあるディレクトリ)
	$(LI $(D /etc/))
	)

	$(P dmd.conf が見つかった場合、
	このファイルで設定された環境変数が既存の設定を上書きします。
	他のプログラムの環境変数による設定との衝突を避け、$(B dmd)
	の設定を独立させる簡単な方法となっています。
	)

	$(P 環境変数は $(D [Environment]) セクションのヘッダの後ろに続けて、
	$(I NAME)=$(I value) という組の形で記述します。
	$(I NAME)は常に大文字扱いになります。
	コメントは行頭の ;
	から始める行です。例としては：
	)

$(SCINI
; dmd.conf file for dmd
; Names enclosed by %% are searched for in the existing environment
; and inserted. The special name %@P% is replaced with the path
; to this file.
[Environment]
$(V1 DFLAGS=-I%@P%/../src/phobos)
$(V2 DFLAGS=-I%@P%/../src/phobos -I%@P%/../src/druntime/import)
)
)

$(WINDOWS
<h2>$(LNAME2 problems, 既知のインストール時の問題)</h2>

	$(UL
	$(LI Cygwin の $(B unzip)
	を使うと問題が発生するようです。
	)
	$(LI Cygwin のコマンドシェルからコンパイラを起動する際にも、
	問題が起きることが報告されています。Cygwinでの動作を試す前に、
	Windowsの通常のシェル $(B cmd.exe) を試してみてください。
	)
	$(LI $(B dmd) と $(B dmc) をスペースを含む名前のディレクトリ・パスに置くと、
	問題が発生します。
	)
	)
)

<hr>
<h2>$(LNAME2 differences, Windows版とLinux版の違い)</h2>

	$(UL
	$(LI Linux版では、
		文字列リテラルは読取専用です。
		書き込もうとするとセグメント違反が発生します。)
	)
<hr>
<h2>$(LNAME2 interface_files, D インターフェイスファイル)</h2>

	$(P Dのソースコード中の import 宣言が処理される際には、
	コンパイラは、その import に対応するDのソースファイルを検索し、
	見つかったファイルから import に必要な情報を取り出します。
	これとは別に、コンパイラは対応する
	$(I D インターフェイスファイル) を探して使うこともできます。
	D インターフェイスファイルはそのモジュールの実装全てではなく、
	importに必要な情報だけが記述されたファイルです。
	)

	$(P Dのソースファイルではなくインターフェイスファイルを import
	に使用することの利点は：
	)

	$(UL
	$(LI D インターフェイスファイルは多くの場合、対応するD ソースファイルより
	ずっと小さく、高速に処理できます。)
	$(LI ソースコードの隠蔽にも使用できます。例えば、
	ソースコードの代わりに、コンパイル済みのオブジェクトコードと
	Dインターフェイスファイルをリリースします。)
	)

	$(P D インターフェイスファイルは、コンパイラに
	$(B -H)  スイッチを指定することで、
	D ソースファイルから生成します。D インターフェイスファイルの拡張子は $(B .di)> です。
	コンパイラが import 宣言を解決する際には、まず
	$(B .di) D インターフェイスファイルを検索し、次に
	D ソースファイルを探します。
	)

	$(P D インターフェイスファイルは、ある意味で C++ のヘッダファイルによく似ています。
	しかし、C++のヘッダファイルのような意味で必要になるわけでもなければ、
	Dという言語の一部でもありません。
	これは、コンパイラの機能の一つで、
	ビルド処理の最適化のためだけに使用されます。
	)

<h2>$(LNAME2 executable, 実行ファイルのビルド)</h2>

	$(P $(B dmd) は、コンパイル対象のソースコードを一度にコマンドラインでまとめて指定する方が、
	ずっと高速に実行ファイルを生成できます。)

	$(P $(B dmd) の一度の起動に複数のソースファイルをまとめて渡すもう一つの利点は、
	それによって、モジュールを超えたインライン展開などの最適化を $(B dmd)
	が行える可能性があることです。
	)

<h2>$(LNAME2 library, ライブラリのビルド)</h2>

	$(P ライブラリのビルド方法は３種類あります。例として、
	コンパイルするソース $(D foo.d) と $(D bar.d)、
	既存のオブジェクトファイル $(D bar.$(OBJEXT))、そして既存のライブラリ
	$(D def.$(LIBEXT))を全てまとめて、
	$(D foo.$(LIBEXT)) というライブラリをビルドする場合を考えてみましょう:)

	$(OL
	$(LI それぞれを個別にコンパイルし、ライブラリ化コマンドを実行:
$(WINDOWS
$(CONSOLE
dmd -c foo.d
dmd -c bar.d
$(LINK2 http://www.digitalmars.com/ctg/lib.html, lib) -c -p32 foo.lib foo.obj bar.obj abc.obj def.lib
del foo.obj bar.obj
)
)
$(UNIX
$(CONSOLE
dmd -c foo.d
dmd -c bar.d
rm -f foo.a
ar -r foo.a foo.o bar.o abc.o def.a
rm foo.o bar.o
)
)
	この方法は、makefile などを使うことで、
	モジュールの余計な再コンパイルを避ける時などに適しています。
	)
	$(LI 一括でコンパイルを行い、ライブラリ化コマンドを実行:
$(WINDOWS
$(CONSOLE
dmd -c foo.d bar.d
$(LINK2 http://www.digitalmars.com/ctg/lib.html, lib) -c -p32 foo.lib foo.obj bar.obj abc.obj def.lib
del foo.obj bar.obj
)
)
$(UNIX
$(CONSOLE
dmd -c foo.d bar.d
rm -f foo.a
ar -r foo.a foo.o bar.o abc.o def.a
rm foo.o bar.o
)
)
	)
	$(LI $(B dmd) で、コンパイルとライブラリ作成を一発で実行:
$(CONSOLE
dmd -lib foo.d bar.d abc.$(OBJEXT) def.$(LIBEXT)
)
	オブジェクトファイルがディスクに書き出されることはなく、全ての中間処理はメモリ上で行われます。
	$(B -lib) のもう一つの利点としては、一つのモジュールが一つのオブジェクトファイルに対応するのではなく、
	さらに細かく分割して複数のオブジェクトとして格納されることです。
	これによって、モジュールを手で分割することなしに
	粒度を上げることができます。
	)
	)

<h2>$(LNAME2 compiling_dmd, dmd のコンパイル)</h2>

	$(P dmd コンパイラのビルドに必要なソースは全て提供されています。
	以下の手順でビルドが可能です:)

$(WINDOWS
$(CONSOLE
cd $(DMDDIR)\src\dmd
make -f win32.mak
)
)
$(UNIX
$(CONSOLE
cd ~/$(DMDDIR)/src/dmd
make -f $(OS).mak
)
)

<h2>$(LNAME2 compiling_phobos, Phobos のコンパイル)</h2>

	$(P Dのランタイムライブラリである Phobos ビルドに必要なソースは全て提供されています。
	以下の手順でビルドが可能です:)

$(V1
$(WINDOWS
$(CONSOLE
cd $(DMDDIR)\src\phobos
make -f win32.mak DMD=$(DMDDIR)\$(OS)\bin\dmd
)
)
$(UNIX
$(CONSOLE
cd ~/$(DMDDIR)/src/phobos
make -f $(OS).mak DMD=~/$(DMDDIR)/$(OS)/bin/dmd
)
)
)
$(V2
$(WINDOWS
$(CONSOLE
cd $(DMDDIR)\src\druntime
make -f win32.mak DMD=$(DMDDIR)\$(OS)\bin\dmd
cd ..\phobos
make -f win32.mak DMD=$(DMDDIR)\$(OS)\bin\dmd
)
)
$(UNIX
$(CONSOLE
cd ~/$(DMDDIR)/src/druntime
make -f posix.mak DMD=~/$(DMDDIR)/$(OS)/bin/dmd
cd ../phobos
make -f $(OS).mak DMD=~/$(DMDDIR)/$(OS)/bin/dmd
)
)
)

)

Macros:
	TITLE=DMD コンパイラ $(WINDOWS Windows)$(LINUX Linux)$(OSX OSX)$(FREEBSD FreeBSD) 版
	WIKI=DCompiler
	LIB=$(WINDOWS phobos.lib)$(UNIX $(V1 libphobos.a)$(V2 libphobos2.a))
	DMD_CONF=$(LINK2 #dmd_conf, dmd.conf)
	SWITCH=$(DT $1)$(DD $+)
	CATEGORY_DOWNLOAD=$0