日本語の.tex
(UTF-8)をTeXの環境構築なしに、XeTeX(xelatex)を使って.pdf
に変換するやつです。
勝手にReXeTeXeRと名前をつけましたpBibTeXによるReferenceの自動生成に対応してます。
- 津山高専版: ReXeTeXeR-tsuyama
DockerかPodmanが必須です。それ以外はオプショナルです。
- Docker or Podman(どちらか1つ)
- GNU Make
- テキストエディタ
- 自動リロードできるPDFビューワー
releaseから最新版をダウンロードしてください。
.zip
を作業ディレクトリに展開してください。
すると、以下のようになるはずです。
.
├── LICENSE
├── Makefile
├── NotoSansJP-Regular.otf
├── NotoSerifJP-Regular.otf
├── README.md
├── RobotoMono.ttf
├── img
│ └── logo.png
├── ref.bib
├── report.pdf
├── report.tex
└── watch.sh
その後、以下のコマンドでReXeTeXeRをpullします。
$ make init
この形でコマンドを実行することでDockerではなくPodmanが利用されます。
$ make podman.${TARGET}
# Example
$ make podman.init # Run `make init` with Podman
$ make run
$ make exec
これでコンテナに入れます。 以降のコマンドは特に記載がなければコンテナ内で実行するコマンドです。
$ make watch
$ make tex
./report.tex
を編集することで、PDFが錬成されます。
XeTeX(XeLaTeX)です。
画像、引用等については、test/report.tex
を参照してください。
リソースのオートリロードに対応したPDFビューワーを使ってreport.pdf
を開くと、ほぼリアルタイムにプレビューされます。
ファイルの変更を察知してコンパイルが走るので、VS CodeなどのAuto Saveで文法が完成していない.tex
ファイルがコンパイルされることがあります。
.vscode
にこのワークスペースのみ、Auto SaveがonFocusChange
になるよう設定すると解消できます。
- macOS: Skim
- windows10: Sumatra PDF
- Linux: Evince
コンテナから出て($ exit
)、以下のコマンドで止められます。
$ make stop
再度起動する場合は$ make run
ではなく$ make start
してください。
コンテナを削除する場合は、以下のコマンドを使用してください。(イメージは削除されないので安心)
$ make rm
イメージを削除する場合は$ make rmi
です。